2004年 02月 22日
フレーザー島のゴールデン・トレバリー by Permit Noguchi |
カリブ海でボーンフィッシュと戯れてから、はや3年・・・・。
初めて体験したフラットのボーンフィッシングの衝撃は忘れようもないが、時間の経過とともに記憶の中であの興奮の感覚は減衰し、そのレベルをリセットしたいという気持ちが高まってきていた・・・あの、アドレナリンとエンドルフィンの支配するフラットの釣りの世界を味わうには、ほどよい時間が経過したのではないかと・・・・。
そこで、近場(?)のオーストラリアにSWFF(ソルトウォーター・フライフィッシング)の新天地を求めることにした。ターゲットはゴールデントレバリー。カリブ海で経験したあのFFスタイルで狙える20lb級の魚。数年前に注目を集め、環境の変化で下火になった経緯があるが、情報を収集すると昨シーズンあたりから状況が復活しているらしい。とはいえ、かなりの難関であることに変わりはなく、釣行が決まってからも弱気と楽観が交互に訪れる日々を過ごした。
以下は、ありったけの乏しい知識とかき集めた情報で未知のターゲットに挑み、予想以上の成果が上がった釣行の記録である。何より運に恵まれた点は大きいが、釣りは先入観は禁物、挑んでみなければわからないといういい例でもあると思う。
ブリスベン発ハービーベイ行きの小型国内線。わずか20席あまりの蒸し暑く狭い機内に押し込まれ、しばしの我慢で約40分間のフライト
滞在したキングフィッシャーベイリゾート&ビレッジ。エコロジーがテーマの環境重視型リゾート。数十のホテルルームとコテージ風の Villaがあり、自生する木々の伐採を最小限にして建設されている。ゴミの分別や生分解性洗剤の使用などにも配慮
島の周りは遠浅のサーフであり、船が着られる水深を稼ぐため岸から遠く海に突き出した桟橋。常に5、6人のアングラーがロッドを 振っている。延々と先端まで歩く。汗をかいた体は海風で自然冷却され心地よい
ガイドのSidがカーボン製の長いプッシュポールでポーリングしながら、ゴールデンを探す。Sidはハービーベイ唯一人、ゴールデントレバリーのガイドとして8年のキャリアを持つ
100m先で発見したゴールデンが運良くキャスティングレンジ内へ。5、6尾のスクールの中の2尾がフライを見つけテイリング。上下 のない2次元ファイト。1本目のバラシの後なのでかなり慎重にファイト
ランディングに成功。ボート際でも往生際が悪い(笑)。うれしくて海にジャンプイン。これでもかと写真を撮った
16lb、80cmの良型。厚い口吻、小さな目。日本のシマアジよりも丸顔だと感じた
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初めて体験したフラットのボーンフィッシングの衝撃は忘れようもないが、時間の経過とともに記憶の中であの興奮の感覚は減衰し、そのレベルをリセットしたいという気持ちが高まってきていた・・・あの、アドレナリンとエンドルフィンの支配するフラットの釣りの世界を味わうには、ほどよい時間が経過したのではないかと・・・・。
そこで、近場(?)のオーストラリアにSWFF(ソルトウォーター・フライフィッシング)の新天地を求めることにした。ターゲットはゴールデントレバリー。カリブ海で経験したあのFFスタイルで狙える20lb級の魚。数年前に注目を集め、環境の変化で下火になった経緯があるが、情報を収集すると昨シーズンあたりから状況が復活しているらしい。とはいえ、かなりの難関であることに変わりはなく、釣行が決まってからも弱気と楽観が交互に訪れる日々を過ごした。
以下は、ありったけの乏しい知識とかき集めた情報で未知のターゲットに挑み、予想以上の成果が上がった釣行の記録である。何より運に恵まれた点は大きいが、釣りは先入観は禁物、挑んでみなければわからないといういい例でもあると思う。
ブリスベン発ハービーベイ行きの小型国内線。わずか20席あまりの蒸し暑く狭い機内に押し込まれ、しばしの我慢で約40分間のフライト
滞在したキングフィッシャーベイリゾート&ビレッジ。エコロジーがテーマの環境重視型リゾート。数十のホテルルームとコテージ風の Villaがあり、自生する木々の伐採を最小限にして建設されている。ゴミの分別や生分解性洗剤の使用などにも配慮
島の周りは遠浅のサーフであり、船が着られる水深を稼ぐため岸から遠く海に突き出した桟橋。常に5、6人のアングラーがロッドを 振っている。延々と先端まで歩く。汗をかいた体は海風で自然冷却され心地よい
ガイドのSidがカーボン製の長いプッシュポールでポーリングしながら、ゴールデンを探す。Sidはハービーベイ唯一人、ゴールデントレバリーのガイドとして8年のキャリアを持つ
100m先で発見したゴールデンが運良くキャスティングレンジ内へ。5、6尾のスクールの中の2尾がフライを見つけテイリング。上下 のない2次元ファイト。1本目のバラシの後なのでかなり慎重にファイト
ランディングに成功。ボート際でも往生際が悪い(笑)。うれしくて海にジャンプイン。これでもかと写真を撮った
16lb、80cmの良型。厚い口吻、小さな目。日本のシマアジよりも丸顔だと感じた
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by swff_jp
| 2004-02-22 22:22
| ゴールデン・トレバリー / Aus.