SWFF.jp on Blog ソルトウォーター・フライフィッシング・アーカイブ
2005-01-20T14:31:35+09:00
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Saltwater taste "Sweet" ブログ版www.swff.jp
Excite Blog
オアフ島のボーンフィッシング by Takamitsu Miyakawa / Jun. 2004
http://swffjp.exblog.jp/1778371/
2005-01-19T14:11:00+09:00
2005-01-20T14:31:35+09:00
2005-01-20T14:23:18+09:00
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ボーンフィッシュ/ Hawaii
ボーンフィッシュをどうしても釣ってみたくて、本格的に計画し始めたのが1年前・・・クリスマス島へ行けば間違いないことはわかっていたが、10日以上の連続休暇は難しかった。そこで、もっと身近なところはないかということで、リサーチに情報を得るために時間を費した。
バハマ、ニューカレドニア、タヒチ、マーシャル諸島、フィージー・・・要するに赤道付近の島々にはほとんど生息が確認されているようだが、FFで狙える条件が整うところは少ない、ということなのだ。そして今回の遠征ではもう一つ、大事なことを忘れてはならない。昨年のフロリダ遠征では嫁さんは置き去りにしたため、今回は一緒に連れていかなければならない・・・・・
そんなこんなで、旅行代理店の友人から日本人に最も馴染み深いリゾート地ハワイ・オアフ島でボーンフィッシュが釣れるという情報を得た。ハワイのボーンのFFは知る人ぞ知る釣りで20年ほど前から実績があり、最近になって釣り人が増えつつあるらしい。しかも、今回の計画の条件をすべて満たす。ということで、計画の具体化が加速していった。
ハワイ・オアフ島にはFFのガイドは少ない。一度決定していたガイドが急遽キャンセルになったり混乱はあったが、何とか別のガイドとコンタクトして予約を確定し、今ボーンフィッシング&観光のハワイ8日間の旅に漕ぎつけたのだった。
膝下ぐらいの水深を探す。このフラットにボーンはいるのだろうか? という疑心暗鬼にとらわれながら神経を集中する。サイトは非常に難しい状況の中底の色との変化や動くものに注目する
風でさざ波が立つ。それだけでサイトには不利な状況になる。唯一の救いが、燦々とふり注ぐ日光
外道で釣れたゴートフィッシュ(オジサンの類)ガイドは最高にウマイ魚だといっていた。
これくらいのサイズになると中々のファイターだ
ガイドが先を歩きボーンを探す。何度かそれらしき魚はいたようだが、私には見えなかった。探すという行動はやはり経験値が非常に重要となる
初モノのボーンフィッシュを掛けた! ガツンとラインハンドが止まった次の瞬間、合わせを
入れ、それからは誰もいないフラットにリールの逆回転音だけが響き続ける
約7lbのボーンフィッシュ バッキングラインを150mほど引き出し、一度岩でラインがロックしてしまったにも関わらず、何とかキャッチに至った。FF人生で初めてのボーンフィッシュを手にする
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フロリダ・キーズのターポンFF by Takamitsu Miyakawa / Jun. 2002
http://swffjp.exblog.jp/908379/
2004-11-03T23:59:57+09:00
2004-11-09T23:46:50+09:00
2004-11-09T14:35:52+09:00
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ターポン / Florida
2000年、北海道から、海がすぐそこにある生まれ故郷に戻り、FFを巡る環境が一変した。気がつくと淡水から海へと自然に足を運ぶようになった。そして気がつくと、海の魚のファイトやそのサイズの大きさに魅了されはじめている自分に気がついた。それまでは、8番以上のロッドは、カラフトマスやチャムサーモン以外では出番がなかったが、海を攻めるようになって、いつの間にか8番-14番ロッドが主流となっていた。
そんな時、友人に以前から話は持ちかけられてはいたが「そのうち何時か・・・」と思っていたターゲットであるターポンが、知人の紹介でガイドが居るという話から一挙に現実味をおびてきた。そして遠征計画が持ち上がり、6月のフロリダキーズを目指す運びとなった。この魚は、FFで狙える魚では究極のゲームのひとつ・・・胸の鼓動が高鳴っていくのを感じた。
現場でのフィッシングでは、すべてにおいて"完全"が求められた気がする。キャスティングの正確さ、予測、判断力・・・アングラーが100%のことができたとしても、"シルバーキング"は現実のものとならなかった。だが、絶えず緊張感を持ちつづけ、ただその瞬間がくるまで辛抱した。私の場合、6割ぐらいの確率でしかベストなアプローチができなかったと思う。この魚に自分の未熟さを心底思い知らされたのである。
白銀の魚体が、フロリダの抜けるような青い空に映え、宙高く舞う。自分の背丈は楽にある巨大な影がフライを追う・・・究極のFF的非現実体験。長い歳月をかけて追い続けるだけの価値は十分にあることを確信させてくれるターゲットであった。
ターポンフィッシングの聖地アイラモラーダ。フロリダキーズの島々を繋ぐブリッジを渡り、左は大西洋、右はメキシコ湾と二つの異なる海域を望める。日本から丸一日の時間を要し、憧れの地を踏んだが、これから始まるタフなフィッシングなど考えることなく、ただただ憧れの地に来た喜びをかみ締めていた。
潮が動き、橋を境に潮流があらわれる。水深は1.5m前後。ボトムは砂で容易にターポンを見つけることができる。反面、我々の存在が魚にもバレやすくなる。ターポンのスクールが次々と目の前に出現する。
大西洋側では、基本はサイトフィッシング。ターポンの通り道(チャネルなど)にボートを止め
向かってくる魚に相対し、ガイドがポーリングでアングラーがベストなキャスティングポジジョンを取れるようボートの向きを調整する。
ポーリングしてターポンの回遊を待つ。なるべく早くターポンを見つけられればそれだけチャンスが大きくなる。少し高い位置に立つガイドの集中度は相当なものだ。
ついにその時が来た。単独で泳いでいたターポンは餌をとるような、今までのターポンとは違った動きをしていた。これは釣れる!と直感した。ボートに向かって垂直に泳いで来たターポンにフライをキャストし、2回ストリップした時、その巨大な顎を開き、フライに襲いかかった。次の瞬間、銀色の魚体は激しく水面を割っていた。
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沖縄本島、パヤオのSWFF(ソルトウォーター・フライフィッシング)
http://swffjp.exblog.jp/908300/
2004-04-23T23:59:00+09:00
2004-11-12T14:05:41+09:00
2004-11-09T14:27:01+09:00
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シイラなど / Okinawa
沖縄本島中部の人気パヤオ「ニライ5号」。狙いはキハダだが、浮きはいまひとつの状況で、シイラが先に食ってしまう photo by Anbassasor Okubo
シイラはほとんどスレていない。フライは、シリコン素材を使った「サービィ」。キビナゴのチャミングなしでキメジをキャッチ...v(^^; photo by Jack Lau
グッドサイズのシイラがヒット! バットパワーがある9番ロッドで、強気の勝負(笑)
アベレージは概ねこのくらいで、メーターにはなかなか届かない。ファイトは楽しめるのだが、サイズがもうひとつか・・・ photo by Jack Lau
とはいえ、シーズン初物はやはり楽しい(笑) バットパワーのある9番なら十分イケル感じ・・・
photo by Jack Lau
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フレーザー島のコシナガマグロ by Permit Noguchi
http://swffjp.exblog.jp/908189/
2004-02-22T22:23:49+09:00
2004-11-12T14:06:30+09:00
2004-11-09T14:12:57+09:00
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コシナガマグロなど / Aus.
現地で実際に見て驚かされたが、サーフから数百mのところでも20lbクラスの回遊がある・・・これは我々のマグロの常識からは信じられない光景であった。
フレイザー島のもうひとつの魅力的なターゲット、オフショアでのロングテイルツナのナブラ撃ちは、手頃でなかなかエキサイティングである・・・
フレイザー島は赤道からかなり遠いはずであるが照りつける日差しは強烈。ブルーグリーンの海の美しさがいっそう際立つ
ロックエリアのショアライン近くで釣ったフラットヘッド。カンカン照りの真昼に釣れるあたりは、まさに日本でいうところの"照り鯒"
ショアライン付近をボートで流していると、ところどころに大きなベイトボールが。その際に小さめのストリーマーをキャストすると何本もポンパーノが ヒット。1尾だけランチ用にキープし、刺身で食べた。身が締まり、美味!
オフショアに移動、とは言っても、水色はブルーグリーンで内湾の印象。湾の中のあちこちではロングテイルツナのナブラが発生し、それを見つけた鳥が一目散に集まってくる
運良くナブラがキャスティングレンジ内に。しかしターゲットはロングテイルツナではないようだ。緑色の背中のボリュームのある魚体がフライをくわえ、一気に沖に走る
あがってきたのはフォルスアルバコア(スマガツオ)。初めて釣ったが、かなり格好のよい魚である。しかし、インショアのあまり流れが速くないところに住んでいるせいかスピードとパワーはそれほどではない
再びキャスティングレンジに激しいナブラが。ひと呼吸入れ、慎重にサーフキャンディをキャスト。何回かのストリップを入れるとラインの先にグンと衝撃が伝わる
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フレーザー島のゴールデン・トレバリー by Permit Noguchi
http://swffjp.exblog.jp/908058/
2004-02-22T22:22:00+09:00
2004-11-12T14:07:34+09:00
2004-11-09T13:57:23+09:00
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ゴールデン・トレバリー / Aus.
初めて体験したフラットのボーンフィッシングの衝撃は忘れようもないが、時間の経過とともに記憶の中であの興奮の感覚は減衰し、そのレベルをリセットしたいという気持ちが高まってきていた・・・あの、アドレナリンとエンドルフィンの支配するフラットの釣りの世界を味わうには、ほどよい時間が経過したのではないかと・・・・。
そこで、近場(?)のオーストラリアにSWFF(ソルトウォーター・フライフィッシング)の新天地を求めることにした。ターゲットはゴールデントレバリー。カリブ海で経験したあのFFスタイルで狙える20lb級の魚。数年前に注目を集め、環境の変化で下火になった経緯があるが、情報を収集すると昨シーズンあたりから状況が復活しているらしい。とはいえ、かなりの難関であることに変わりはなく、釣行が決まってからも弱気と楽観が交互に訪れる日々を過ごした。
以下は、ありったけの乏しい知識とかき集めた情報で未知のターゲットに挑み、予想以上の成果が上がった釣行の記録である。何より運に恵まれた点は大きいが、釣りは先入観は禁物、挑んでみなければわからないといういい例でもあると思う。
ブリスベン発ハービーベイ行きの小型国内線。わずか20席あまりの蒸し暑く狭い機内に押し込まれ、しばしの我慢で約40分間のフライト
滞在したキングフィッシャーベイリゾート&ビレッジ。エコロジーがテーマの環境重視型リゾート。数十のホテルルームとコテージ風の Villaがあり、自生する木々の伐採を最小限にして建設されている。ゴミの分別や生分解性洗剤の使用などにも配慮
島の周りは遠浅のサーフであり、船が着られる水深を稼ぐため岸から遠く海に突き出した桟橋。常に5、6人のアングラーがロッドを 振っている。延々と先端まで歩く。汗をかいた体は海風で自然冷却され心地よい
ガイドのSidがカーボン製の長いプッシュポールでポーリングしながら、ゴールデンを探す。Sidはハービーベイ唯一人、ゴールデントレバリーのガイドとして8年のキャリアを持つ
100m先で発見したゴールデンが運良くキャスティングレンジ内へ。5、6尾のスクールの中の2尾がフライを見つけテイリング。上下 のない2次元ファイト。1本目のバラシの後なのでかなり慎重にファイト
ランディングに成功。ボート際でも往生際が悪い(笑)。うれしくて海にジャンプイン。これでもかと写真を撮った
16lb、80cmの良型。厚い口吻、小さな目。日本のシマアジよりも丸顔だと感じた
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東京湾のメバル by Chubo Kato-shiro and Jack Lau
http://swffjp.exblog.jp/907908/
2004-01-31T23:59:00+09:00
2004-11-12T14:09:42+09:00
2004-11-09T13:40:06+09:00
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メバル / Tokyo Bay
この魚、あるレベルの状況ならとりあえず釣れてしまう魚なのか、例えば関東ではゾンカー系のパターンを使って比較的遅めのリトリーブ狙うことが多かったり、一方関西ではミノー系のパターンの早引きで狙ったりと、地域やフィールドによってメソッドにはかなりのバラエティが見られるようだ。裏を返せば、それだけ生態(食性)にもバラエティがあり、釣れる状況にも幅があるということかもしれないが、詳しくは専門家の弁を待ちたい(笑)
この釣りの場合、潮時がフィットすれば魚が居て食わないということはほとんどないように思える。なので、まず魚の着き場所を見つけることが必要条件。中層、表層あたりでサスペンドしてスイッチが入っているとフライに直線的にアタックし反転して向こうアワセで乗る元気の良さを見せるが、追い食いのかすかなアタリでまるで乗らない状況があったり、ルアーでは入れ食いなのにフライにはとんと反応がない(ように思える?)状況があったり、浅場の岩陰などに身を隠して目の前をフライが横切るとアタックしてくる状況などもあったりする。いずれにしても、状況がそれなりならフライへの反応は良好で、"釣れる"魚であり、SWFF(ソルトウォーター・フライフィッシング)の入門対象魚として最適である。
今回は、そんな状況のバラエティに富んだメバル釣りのひとつのアプローチとして、東京湾のシーズン始めのシンキングライン(Type3)による陸っぱりSWFFのリポートをお届けする。魚の接岸が始まってもシーズン当初のタナは深めで、FFでは苦戦を強いられることも多いが、型の釣りも楽しめ、これはこれでオススメである。
釣り人の間では、沖で釣れるものや沿岸で釣れるものなどを「アカ」「クロ」「キン」「アオ」などと呼び分けてきたが、分類学的にはフサカサゴ科メバル1種とされてきた。だが昨今、形態形質や遺伝子的な分析で3種に分離する動きが明確になっている。詳細は「Web魚図鑑」のTOPICSの項「まとめ>メバルは3種になった!」をご参照いただきたい。
メバルは旨い魚。塩焼、煮付、刺身・・・なんでもイケるが、たまにはイタリアン風に「アクアパッツァ」や「カルパッチョ」などの洋風レシピで仕上げると、その味の魅力がグーン広がる(笑)
まずは、様子見ということで、最盛期には夜な夜なメバラー達が集まる、自衛隊と某社工場に挟まれた湾内から。なんてことない場所だが、実績は高い。しかし、まだ早いのか? 反応の無いまま移動 C.K.
メバルを求めてかなり南まで南下する。月が出て、多少の風・波がありいい感じじゃ。
メバル凪という言葉があるが、経験上、多少荒れているときのほうがイイ思いをしている
気がするがどーよ?(フライは飛ばないケド) C.K.
潮は下げ八分。状況が良くとも、"なんちゃってフライマン"にとっては、魚が居る確信なしにキャストを続けるのはチト辛い(笑) 特に夜のメバルのようなブラインドの釣りは疑心暗鬼になりがち。まずはSWWF(=Salt Water Worm Fishing) つまりはルアー(ワーム)で探ると散発的に反応あり! C.K.
抜き上げ時に、コレは重い!尺メバルか?と思ったらパンパンの腹ボテ。この時期の雌は腹仔を孕んでいるので、サイズに関わらず、即リリース C.K.
潮が本格的に動き出すとSWWF(ワーム)はワンキャスト・ワンヒットに近い興奮状態に突入。フォーリング、リトリーブ何でも来いの状況だ(笑) 腹の大きい雌を次々にリリースしてもキャッチ用ビニール袋はみるみるうちにふくらんでいく。まさに爆釣の時合である。だが、フライにはこれといった反応は感じられない・・・ J.L.
この手の状況はタナが深めの時によく遭遇するが、フライを追っていないことはないように思えるので、ショートバイトをとれていないということか。スローリトリーブも試すが変化は感じられない。が、ショートバイトらしきアタリを食い込ませて、どちらかというとバイトがリトリーブのタイミングにあってくれて?(笑)、ようやく1尾をキャッチ(笑泣) J.L.
その後が続かない。状況は若干変化したようで、ワームはテールを引っ張ってから食う感じ(ルアーマン談)なのに、フライではほとんど反応が感じられない。こういう時の確実な対処方法は今のところ見つけるに至っていないが、ともかく魚はいるわけで、タナより深めの底付近のはぐれ個体のリアクションバイトを狙うくらいしか方策がない。タナ狙いはあきらめて、タイプ3でカウントダウン35のスローリトリーブでベタ底めを狙ってみると・・・ J.L.
ズーンというアタリがあって乗った! ファイト中には引きがちょっと違う気がして、メバルではないかも・・・とも感じたが、顔を見せたのは25cmのナイスサイズ。フライは丸呑みで、口の奥にフッキングしていた。やはりに底にいる魚は、捕食の射程内をフライが通るとダッシュ一発くわえて反転するということか・・・。このサイズになると「顔」が厳つくなってちょっとコワイ顔になる。この魚、塩焼きで大変おいしくいただきました(笑) J.L.
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隠岐 / 西ノ島 de タイ by G.I. , K.O. and J.L.
http://swffjp.exblog.jp/916661/
2003-09-02T23:59:00+09:00
2004-11-12T14:11:59+09:00
2004-11-10T00:08:02+09:00
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マダイ / Oki Gunto
人工物を手段として魚たちをコントロールしようとする試みは、太古の昔から行われてきた。漁礁、パヤオは言うに及ばず、さらに積極的に魚とのコンタクトを意図した伝統漁法としてのシイラ漬け、海外でも世界各地にベイトフィッシュを寄せ大型魚を集める漬け漁法的メソッドがあり、いずれも例外なくSWFFの絶好の舞台となっている。
メキシコ湾では無数に存在する石油採取のリグ(オイル・リグ)がSWFFのホットスポットとして定番化し、コアなSWFFアングラーが通い詰めているとも聞く。やはり人工物回りは、SWFFと切っても切れない関係にあるのだ。
定常的に機能している巨大チャミング・マシーンとしての養殖イケス・・・今回の釣りは、その養殖イケス回りが舞台、しかも時間帯はハマチへの給餌にタイミングを合わせるという念の入りようで、現場であらためて驚かされたが、マダイが、クロダイが、イシダイが、さらには巨大マアジやワラサまでもが積極的にフライに反応する・・・・・・
これまで経験したことのない異次元(?)のSWFFではあるが、ターゲットの魚は紛れもなくネイティブ。個人的には、管理釣り場は敬遠しがち、渓流の放流魚にどことなく抵抗を感じながら、気がつくとネイティブな魚相手のSWFFを中心に楽しむ方向へとシフトしてきた自分だが、養殖イケスという人工物に集まった活性の上がったネイティブな魚相手という状況には、特に抵抗なくフィットすることができた。
狙った魚にキャストするサイトの釣り、ラインでアタリをとるブラインドの釣り・・・どちらも可能で、漫然と数釣りに走ることもできるが、今回は型をキャッチするのがテーマであり、現場での状況の見極めと釣りの組み立てにはそれなりの戦略が求められる。とにもかくにも、未体験のホットな状況に飛び込んでその状況を掌握し、自分の釣りを組み立てながらテーマの実践を目指すという、楽しくも貴重な経験となった。
ハマチへの給餌に集まり、活性の上がった魚たちが反応するフライの幅は広かったが、要素としてはマテリアルの質感とボリューム感、そして予想以上に複雑な水流の中での漂い方(ウエイトの量)がポイントだったように思う。(なので、宿でのタイイングは必須。出かける場合はタイイングセットの持参を強くおすすめしておきたい)
やはり釣りは、いわんやSWFFは、食い気のある魚のいるところでこそ成立する行為であることをあらためて思い知らされる強烈なカウンターパンチ・・・それが隠岐での体験の総括めいたものだが、今回の状況を経験したことが今後の釣りへとつながっていく感覚がある。「フライで釣れない魚はいない・・・」という座右の銘とともに(笑) / Jack Lau
記録魚キャッチの課題を胸に秘め、早朝の羽田を出発。羽田→米子のフライトは75分。着陸態勢に入ると、眼下には穏やかな海岸線が・・・ G.I.
始発電車で羽田空港に向かい、エアとフェリーをタイミング良く乗り継ぐと、浦郷の港で昼食をとってすぐに午後の釣りが可能。スケジュールの効率はすこぶる良い K.O.
内湾に点在するハマチの養殖イケス。島回りの魚影の濃さは相当なものだと聞くが、養殖イケスが定常的にチャミングマシーン(?)として機能し続ける辺り一帯の魚影はさらに濃いようだ(笑) G.I.
母船となるハマチ養殖の給餌船。大型でデッキが広くてフラット、足場が良くキャスティングも問題なくこなせる。さらに仲乗りさん(?)のサポートもあり K.O.
アベレージサイズのクロダイをキャッチ。狙って釣るサイトフィッシングの醍醐味を味わえるのが嬉しい。自称"なんちゃってフライマン"の口元がほころぶ(笑) K.O.
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クリスマス島のボーンフィッシング by H. Maruka and S.Munefuji
http://swffjp.exblog.jp/908500/
2003-08-09T23:59:00+09:00
2004-11-12T14:13:02+09:00
2004-11-09T14:50:40+09:00
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ボーンフィッシュ/ Chris. Is.
僕もその一人である。多分10年近く、その名前と、たまに雑誌で見かける愛嬌のある
この魚の顔だけが、僕の知識のすべてであった。そう、2003年の夏までは・・・
2003年8月の満月の週、僕らは、太平洋の中心、赤道の真下の、辺鄙な島にやってきた。
東京から、ハワイを経由して1泊、そして、クリスマス島へとボーイング社のジェット機が
僕らをこのSWFF(ソルトウォーター・フライフィッシング)の楽園へと運んでくれる。
当然それなりの対価を支払うわけだが、釣りとは、ある意味、ギャンブルである。
この賭けで僕らが得るものは、僕らの日常では得られない類の記憶なのかもしれない。
未知の体験を期待して、こんな太平洋の小島(といっても実際は結構大きな島であるが)
にやってくる人種は、そんなに多くはない。そのおかげでこの島のすばらしい環境は
保たれているのかもしれないけど・・・・
クリスマス島のショアライン。まるで私のボディラインのようにメリハリがあり美しいラインだ(大嘘) M.H.
苦節20年?眼下に見えてきたクリスマス島。なぜかアフリカの大地溝帯を思い出した。奥のフラットは赤っぽくて、なんとなくフラミンゴ S.M.
このフラットにボーンフィッシュをはじめとするゲームフィッシュ達が沢山いる。私が住む九州にもこんな場所をも作りたいものだ。でも無理な話だな M.H.
島の写真を空から撮ろうと思って、飛行機の一番前の左の席をGET! が、島は右手に(泣) 帰りはその反省を生かして最前列の左右を確保! が、飛行機は無情にもあっさりさよならで、シャッターチャンス無し(笑) S.M.
2度目の宿泊となるキャプテンクックホテル。今回はどんな料理が出るか楽しみ。この看板のデザインやキリバスのエンブレムはなかなか格好いい? M.H.
キャプテン・クック・ホテル、略して「CCH」。エアコンもあり、案外まとも。私的には許容範囲だが叶的ゴージャス姉妹にはNGだろう(笑) S.M.
到着後すぐガイドの提案でGT釣りへ。本心は、風が強くても曇っていてもボーンが釣りたかったが、英語が苦手な私は簡単に「YES」と言ってしまった M.H.
フライタックルは天井に・・・リールも竿もガチガチ当たるので気になる人には気になるのかも? 私的には全然OK(笑) にしてもまぶしい。赤道直下の光量は、想像以上。あっさり激しく日に焼けて翌日実感、もとい痛感 S.M.
やっとガイドに「見つけて」もらって「釣らせて」もらったボーン。この綺麗なボディがラグーンの色とマッチして見えにくい。しかし、翌日からは慣れたのか、かなり見えるようになった。
タレックス恐るべし・・・ M.H.
とりあえず、ボーンは釣れることがわかった。それも案外近くで(笑) でも、バラシ多すぎ S.M.
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SWFF.jp Associates のプロフィール
http://swffjp.exblog.jp/910688/
2002-11-11T11:11:57+09:00
2004-11-11T12:49:53+09:00
2004-11-09T18:18:52+09:00
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寄稿者のプロフィール
Anbassador OKUBO / 大久保 要
幼少の砌から約半世紀、あらゆる釣りをこなしてきたハイパー・オールラウンダー。酩酊釣法のスペシャリスト。1日19時間ビールを飲み続ける新しい釣りのスタイルを確立した。2004年3月、スタンディング・ファイトで念願のブルー・マーリンをキャッチ。別名「ビール大使の名刺を持つ男」/神奈川県川崎市在住
Personal HP : I Love Beer
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Koichi HIROSE / 廣瀬 康一
多くを語らないフリー・ジャーナリスト。タイ王室、オランダのライデン博物館の取材などニッチなテーマに実績。SWFFのキャリアはこれから。ダイバー&ライダーで愛猫家。アクアリウムの専門誌「月刊アクアライフ」の創刊編集長。趣味はランの栽培/東京都杉並区在住
Personal HP : 利己的なセレンディップ(休止中)
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九州にこの人あり、のルアー大物師。アカメのキャッチでは右に出るものなし(?) SWFFと写真の腕も確かなセンセ/宮崎県日向市在住
Personal HP :マルカの海遊記
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Gy-ken IMAGAWA / 今川 昇
ルアー、フライ+トローリングもこなす七色仮面。自称「なんちゃってフライマン」、別名「フライでイシダイを釣った男」。得意な釣りは静岡方面の夜の深海ジギング。暴走BBS「トロバコモンキーズ」主宰/東京都世田谷区在住
Personal HP : ご気楽HP
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Chubo KATO-SHIRO / 加藤 秀幸
ルアー、フライをバランスよく楽しむ小物釣りのスペシャリスト。サビキの腕前には定評あり。自称「小物師ですが何か?」。別名「FFリール逆転でイタタタタッ男」、口癖は「通報しますた」。お名前ドメイン「kato.jp」のオーナー。愛犬家/神奈川県横浜市在住
Personal HP : www.kato.jp(休止中)
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MID KOBAYASHI / 小林 弘昌
ルアー、フライを逝き過ぎたレベルでこなす熱血派。昨今、ジギングやGTアングラーの定番ノット「MIDノット」の考案者。淡水のFFをやったことがないのが自慢。雑誌の執筆もこなす。口癖は「寝てねぇっス(^.^;」。某スポーツフィッシング団体の理事/東京都新宿区在住
Personal HP : 真夜中の趣味
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Shige KURA-CHAN / 倉金 重
独特のテンポとペースで遠征の和みのリズムを作るヤサ男。温厚なキャラクターの裏側には激しく破滅的な一面も。湖の釣りで鍛えたキャスティングは一見の価値あり。通称「牛乳屋」、別名「30ヤード先のボーンを釣る男」/東京都大田区在住
Personal HP : 準備中
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Jack LAU / 劉 公仔
好きな釣りはオフショアのSWFF。船に乗っているだけで満たされてしまうという幸せ者。フラットの釣りを修行中。自称「6lbティペットのスペシャリスト」。口癖は「SWFFではまだまだひよっ子」。前・香港人&元・雑誌編集長。愛犬家/神奈川県川崎市在住
Personal HP : Green Dolphin Studio
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Sage MUNEFUJI / サゲ ムネフジ
エギングからGT、メバルからスティールヘッドまでなんとなくこなすLF&FFの遊撃手。ダブルハンドの使い手&マルチプライヤー・リール愛好家。自称「サイボーグの夢を見た電気羊」、別名「キャッツキルで鯉を釣った男」。座右の銘は「広く浅く」。スカタン陶芸家/神奈川県川崎市在住
Personal HP : F9 Laboratory
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Permit NOGUCHI / 野口 啓
ルアー、フライともソルトウォーター・オンリーのへら釣り愛好家。ロッド・ビルディング&ルアー・メイキングの名手。趣味は写真&時々ワインと料理。料理はもっぱらイタリアンだが、愛車はジャーマンの博多んもん/東京都世田谷区在住
Personal HP : Permitflyfish.net
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Koku OKUZUMI / 奥住 和義
ヤマメからサーモンまでをこなすFFのスペシャリストと思いきや、さらにカワハギからGTまでをこなすウルトラ・オールラウンダー。その釣りのレパートリーと広範囲の薀蓄は類なし。別名「クリスマス島に出張で行く男」/東京都国分寺市在住
Personal HP : 準備中
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Masahiro OMORI / 大森 昌弘
知る人ぞ知るフライフィッシングのハイパー記録魚男。2lb, 4lbティペットのスペシャリスト。記録魚の申請書は通算92通、キャッチした記録魚の総重量は400kgを軽く越える。別名「2lbティペットで19kgを釣る男」、口癖は「フライフィッシングは楽しい!」。愛犬家/兵庫県神戸市在住
Personal HP : Record Breaker
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Kamazz SAKAKI / 榊 義弘
ルアー、フライともにこなすアイランダー。チヌ(ミナミクロダイ)のサイトフィッシングの先駆者。「TEAM KAMAZZ」世話役&ミュージシャン/鹿児島県奄美大島在住
Personal HP : THE KAMAZZ
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Nao YOSHI-NOTTI / 吉野 直樹
マッチザハッチからターポンまで、世界を股にかけて釣り歩くエキスパート。釣り全般に留まらない豊富な知識とトリビア度は随一。漁業権保有者/千葉県鴨川市在住
Personal HP : 準備中
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